TOPCON CLUB(トプコンクラブ)〜メンバーの皆さんの愛機

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メンバーの皆さんの愛機
 MEMBER'S TOPCON CAMERAS

TOPCON CLUB INDEX

TOPCON CLUBには別段これと言った会員登録など一切ございません。東京光学のカメラやレンズを愛好する方なら、どなたでももうこの時点でトプコンクラブのメンバーです。もし気が向きましたら、どうぞ皆様の機材の画像と、簡単なコメントをお送り下さい。

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NO.1 HALUOXさん

 素晴らしい双子兄弟のプリモJRとソーヤーズMark IV。このカメラは実によく写る、国産4×4カメラでは最高峰の精密感満点カメラです。その写りの素晴らしさはHALUOXさんの四四倶楽部のページでじっくり堪能して下さい。きっとあなたもこのカメラが欲しくなってしまうに違いありません。それにしてもHALUさんはカメラの演出もうまい! そっと元箱を横たえて、レンズキャップを何気に前に置いておくところなど、ク〜っときちゃいますね。お見事!

四四倶楽部

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No.2 ザ〜さん

 「私のREス−パ−前期型は、購入時には、あちこち壊れたり不具合個所があった“半ジャンク品”だったが、あるカメラ店経由でOHに出すと、素晴らしく快調になって帰ってきた。極めてクイックでシャ−プなメカの動作と、スム−ズな巻上げの感触が気に入っている。スクリ−ンはミノルタα9用の全面マットに換装し、またミラ−ボックス内面には植毛紙を貼るなどして、内面反射防止を強化し、実用性を上げている。Rトプコ−ル135mm/F2を付けて写してみた。―とある管理人(^^;」
 これはきれいなREスーパーと135mm f2ですね。これが本当に良く写るんですよ。ザ〜さんの腕前も脱帽モノなんですよ、皆さん。

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No.3 DONCAMERYAさん

 これはきれいな35Bですね。写真を送って下さったDONCAMERYAさんは、「つい最近、当方に嫁いで来ました。久々に“感激”を覚えました!!」とおっしゃっていますが、それはそうでしょうね。持った感じはズシリとくる、見た目よりずいぶん重い印象ですが、それもそのはず、このレンズシャッターのカメラには単純なセルフコッキング+距離計連動だけでなく、わざわざ唯一の交換レンズである80mm用に単独距離計を組み込んでいるのです。標準のトプコール42mm f3.5を使用する場合は一般のヘリコイドを使いますが、80mmでは巻き戻しノブの根本に付いている黒いダイヤルを回してファインダーでピントを合わせ、ダイヤルに刻まれた距離を読み取ってヘリコイドを回すことになります。35Aにアルバダ式一眼距離計ファインダーを組み込み、更には交換レンズ用に単独距離計さえ取り付けた、工夫されたカメラだったのです。

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No.4 Ha-Taさん

 「パイオニアであるREスーパーとフラッグシップのスーパーDMの間に挟まれて、今ひとつさえない存在であるスーパーDですが、改良された巻き上げ角は多少巻き上げフィーリングをスポイルしたものの、使用感はグっと良くなってると思います。―Ha-Ta」
 そう、あまり目を向けてもらえないスーパーDですが、何が原因なのかといえば、まずREスーパーから“洗濯板”がなくなったこと、黒パーツが増えたこと、巻上げフィーリングがスポイルされたことでしょうが、僕はラチェットの入った巻上げ感覚はメリハリがあって好きです。これのワインダー装着可能モデルを持っていますが、その姿はとても精悍です。

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No.5 オモカメさん

 楽しいカメラの愛好家で有名なオモカメさん所有の唯一のトプコンです。これはここ数年急にその存在がクローズアップされるようになった35Sですが、実際とても優秀なレンズが取り付けられています。この44mmレンズは、当時の他のカメラと同様にカラー向けの設計がなされていないため、カラーネガでは黄ばみが見られますが、モノクロフィルムでは無敵と思えるほどシャープかつ繊細な描写を見せてくれます。トプコンの絶頂期が目前に迫った頃の、見事なレンズシャッター式距離計連動カメラですね。

オモカメワールド

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 No.6 みらんぢさん

 「本来6x9だけど、どちらもぎりぎり4x5をカバーする銘レンズ。65mmは35mm換算で27mm らしいんでそんなに広角じゃ無いですね。90mmはかなりヤレていて凄いフレアが!これで撮るとなにもかも幻となりタイムトリップしますぜ。ある意味大当たりでしたY。―みらんぢ」
 一時トプコンから離れてニコマートにうつつをぬかしていた(^^)みらんぢさんも、今ではスーパーDMを所有するれっきとしたトプコン党員なんですよね。しかもレンズは20mmから持っていますし。

ミランダ研究会

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No.35 真蔵さん

 「ささやかではありますが、うちのトプコンPRコレクションです。前列左よりPRII、PR初期型、PR後期型。私の初トプコンは、実はこのPRで、最初に入手した個体は少しレンズに擦り傷があったのですが、それでも綺麗に写ってうれしかったねぇ。―真蔵」
 ささやかだなんてとんでもない。物凄いコレクションでありますよね。PRシリーズの台数では僕より多いっす。しかもきれいなものばかりである点が立派! やはり足繁く徘徊していないと、これだけのコレクションは揃えられないということですねえ。eBayではまず無理でしょう。

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No.8 Tomas Tさん

 「ユニレックス白〜HIトプコール50mmをつけた姿がお気に入り。20数年前に生産中止の頃、レンズシャッター式一眼レフと知り、あわててカメラ屋さんを探し回った想い出のつまったカメラです。
 ユニレックス黒〜ユニレックス白の予備機として購入。落下による瀕死の重傷から奇跡の再起を果たしたカメラ。
 RE200黒〜REトプコールを使いたくなって購入。駄物との世評にめげずかわいいヤツ!
 スーパーD〜入手した時からDM用のファインダーだったため、DMとスーパーDとのハーフのような不思議なスタイル。あとで入手したREスーパー用のファインダーを気分により付け替えて楽しんでおります。―Tomas T」
 ユニレックス党のTomas Tさんの選択も面白いですね。REスーパーから入らず、レンズシャッター機からトプコンにのめり込んで行く方も多いと聞きますが、Tomas Tさんも典型的なこのパターン。長らくトプコンを愛し続けたベテラントプコン党員の一人です。

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No.9 MD-2さん

 元来ニコンFファンのMD-2さんですが、トプコンの素晴らしさに触れて、今や立派なトプコン党員のお一人に。RE-2からスーパーDMまで、主要なカメラとレンズをしっかり押さえているところがニクイところです。しかもレンズは全てフードもオリジナルで、カメラもほとんどキズがありません。それでいてしっかり使われるのですから、これはもうお見事です。黒マニアのMD-2さんにとっては、このスーパーDMはうってつけのカメラです。モーター付きの黒Fと並べた姿は、両者ともとても威風堂々としてたまらないでしょうね。

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No.10 岩松さん

 月山麓で悠悠と暮らす、「宝蔵館」の岩松さんのスーパーDMです。
 「国産初のモーターワインダーで、シャッター切ると同時に爆音がする。言葉にすると『グゥィィィィーン』という感じ。グリップの中にモーターが入っているが、それにしてもストレートで力漲る造形ですね 。―岩松」
 いいですねえ、この写真の上書きされたコメント(^^)。これは「宝蔵館」から頂戴した画像ですが、残念ながらこの素晴らしいHPは閉館するとのことです。後日、RE200・300、REスーパーなどとともに、再び岩松さんの小粋なページが復活することを心から望みます。

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No.11 nagy/kyotoさん

 「写真はM2(1958年)にトプコール50mm f3.5をL-Mリングを介して取りつけたものです。トプコールはNo.570755の1954-55年製のものと思われます。シムラー名で1953年に出て、1954年にトプコールに変わったレンズで、トプコール名は数がかなり少ないでしょう。3群4枚のエルマータイプ(テッサータイプですが、1枚目のすぐ後に絞り羽根がある)で、他はエルマーそっくりですが、コーティングはより良くて逆光特性はこちらが上かもしれません。絞りはF3.5-16、フィルター/フードはA36です。―nagy/kyotoさん」

 いつもプロの目で鋭くカメラを分析して我々を楽しませてくれる、nagyさんの“トプコン”です。nagyさんはスーパーDMで青春時代を過ごされましたが、現在もそのDMはしっかりとお持ちです。現在はライカが中心になっているので、あえてLマウントトプコールの写真を送って下さったとのことです。下の写真はキャノンVTに取り付けたトプコール-S 5cm f2です。非常にシャープでトプコール信者を増やした名レンズです。

Field Cameraman Note

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No.12 遠藤 伸さん

 カナダ在住のコレクターで、主にライカやニコンレンジファインダーを集めていらしたそうですが、4年前からトプコンに心酔され、現在では42台ものトプコンSLRをお持ちです。レンズは63本にも及ぶのですから、これまた物凄い勢いですね。4年間でこんなに集めることができるのは、カナダという地の利にもよるのでしょうが、何をおいてもその情熱によるところが大きいのでしょうね。とはいえ、最近では向うでもトプコンはあまり出てこなくなってきていて、やはり値が上がってしまっているそうです。
 遠藤さんによるとトプコンストーリーには不正確なところが見られ、日本のトプコンコレクターの所有するカメラ、レンズのデータを集積してより正確なものとして発表して欲しいとのことですが、僕にはちょっと荷が重いかな(^^)。何しろ自分のカメラの番号すらまとめていないんですもんね。←ナマケモノ

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No.13 くぼちゃん

 トプコンRIIにはまり込んだくぼちゃんのコレクションです。「オールドブロニカの東京光学製ゼンザノンからトプコンに手を染め、いつしかベセラーB・トプコンRII3台(笑)、他に二眼のプリモフレックスと、レオタックスに付いているシムラー50mmF1.5など…。ほとんどジャンクや訳有り品で購入しているので、見た目の凄さより結構格安システムです(^^;―くぼちゃん」ゼンザノンからトプコンに入り込むとは、これまた面白いルートですが、私もくぼちゃんの話を聞いていてすっかりゼンザブロニカが欲しくなり、買っちまいました。イカンイカン(^^)

 くぼちゃんは写真がとても上手で、彼のホームページを見ていると、おっと思うこと間違いなしです。ただ残念なことに、まだトプコールでの作品があまりUPされていないんですよね〜。シムラーもいいですけど、トプコールでの美しい写真をもっともっと見たいところ。くぼちゃ〜ん、頼みますよ〜!

Digital Gallery

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No.14 五十嵐さん

 「トプコンよもやま話11」のシムコLS-1の資料をご提供して下さいました、五十嵐さんのコレクションです。以前はスーパーDMなど数多くのトプコンを使われて来られたそうですが、やはり根っからのトプコン党員ですね。トプコンが35mmカメラから撤退して、後のことを考えてその機材を大井町モノに切り替えたそうですが、やはり全ては手放さずにお持ちであるところがそれを証明しています(^^)。それにしても、シムコLS-1には驚かされました。一般的には駄モノ扱いされてしまうカメラですが、我々にとってみると清朝消滅後の愛新覚羅家のようなもので、やはりそのオーラは強く残っています。

トプコンよもやま話11〜シムコLS-1

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No.00 多聞丸さん

 これはレンジファインダーファンの皆さんには目の毒かな〜。強烈な病原菌を振り撒いています(笑。ここではある意味番外のレンズですが、多聞丸さんは我が家に嫁入りしたLトプ子ちゃん達の父なんです。それにしてもこの四本のZunow 5cm f1.1とFujinon 5cm f1.2、更にはNikkor 5cm f1.1は物凄い財産ですね。立派な車が軽く買えちゃう程です。中でも三本の“ピンポン球”ズノーはかなり高価で、後玉の平べったい後期型が生産され始めると、メーカーが前期型のものと交換したそうで、現存するものの数が非常に少ないのだそうです。
 写りは後期のものよりアジがあって面白いそうで、実際僕も作例を拝見しましたが、開放ではどこまでもソフトで、ちょっと絞り込むと非常にシャープでした。ズノーのレンズは描写があまり良くないという先入観がありましたが、レトロ調の色も含めて魅力たっぷりでした。ただし、個体差が多く、良いものに当たるかどうかで評価が左右されてしまうそうです。一度開けたものはあまり期待できないとのことですが、これを使うだけでその喜びから全てを許してしまいそうになるレンズですね。

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NO.15 netdandyさん

 MD-2さん、Tomas Tさんらとともに“ニッパチ分科会”を組んでカラオケ道を邁進するnetdandyさんのコレクションです。「トプコン好き、ニコンもライカもアルパも好きの工作マニアです。おーっと、写真撮るのも好きです! トプコンクラブメンバーのディープな人達に刺激を受けてクラカメ趣味に邁進です。―netdandyさん」 netdandyさんとTomas Tさんは仕事に戻ると大手ライバル会社の社員で、とてもとてもニコニコお話なんぞできるはずもないはずなんですが、トプコンつながりで趣味の世界では全く別。逆に笑いが絶えることのない、とても楽しい友人になります。こうした姿を傍から見ていると、ああ、仲間っていいなあ〜、とつくづく思わせてくれますね。
 ところでnetdandyさんは主に国内・海外を問わず、カメラをネットで購入されています。トプコンに限らず、色々な世界の名機をコレクションされていて、羨ましい程です。

KIN KON KAN

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No.16 りにあさん

 この画像ではミニヨンが写っていますが、実はりにあさんはトプコンのカメラをほとんど持っていらっしゃる生粋のトプコン党員です。やはり使ってみてそのアジに惚れ込んでしまうのは、トプコン党員なら皆同じなんでしょうね。
 りにあさんは電気関係にも強く、今では弱り果てたモータドライブのNi-Cd電池などを、ご自分でパーツを探して軽く作ってしまう実力の持ち主です。最近はノリタなどにも強く、ほとんど売られることのなかったノリタールMC40mmなどもお持ちで、羨ましい限りです。

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No.17 絶版倒産カメラ狂さん

 「私が初めて買ったトプコンカメラはプリモフレックスIBでした。しかもこれが初めて買ったクラシックカメラでもあります。たまたま本で見た二眼レフが欲しくなり、近くの店で唯一置いて合ったのがこのプリモとの出会いでした。買ってしばらくはこれが東京光学のカメラとも知らず使っていましたが、その半年後くらいに買ったトプコンユニでトプコンについて調べている時に気づきました。その後ユニレックスを買い、そうすると今度はフラッグシップREスーパーが欲しくなり、ベセラーの58/1.4付を買いました。トプコン35Aはそのかわいい外観に惹かれて買ったものですし、35J-Lはこのトプコンクラブと出会うきっかけとなったカメラです。このカメラについて質問したのがこことの出会いでした。その後も次々とトプコン製のカメラを買い集め現在に至ります。―絶版さん」
 絶版さんは写真が非常にお上手で、色々なコンテストで入賞されているように、ただ集めるだけではなく、撮って楽しむタイプの趣味人です。トプコン関連のコレクションもいいところを押さえていますね。今後もトプコン党員として頑張って下さいね! 絶版倒産写真機的電脳画像展

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