WLCindextitle.gif

Germanytitle.gif

Contax IIa

CONTAXIIa1.jpg
CONTAXIIa2.jpg
CONTAXIIa3.jpg

発売年: 1950年頃
メーカー: ZEISS IKON
サイズ: 134x83x68mm
重量: 756g
シャッター: 縦走り鎧戸フォーカルプレーン
T,B,1,2,5,10,25,50,100,250,500.1250
標準レンズ: Sonnar 50mm F2
レンズマウント: CXバヨネット式マウント
生産台数:
シリアルナンバー: S22326
分類番号: グループ3

 コンタックスIIから24年の後に、西ドイツのツァイスイコンより発売されたこのIIa型は以前のII型よりコンパクトになり、そのためか距離計基線長やレンズのバックフォーカスも短くなるという改良というよりも改悪ではないかと思われる再設計がおこなわれた。しかし、II型よりも壊れにくく修理もしやすくなったと聞く。使用感は、決して使いやすいとは言えないが、ライカバルナックよりははるかに使いやすい。

 コンタックスのボディもファンには魅力なのであるが、それ以上に魅力的なのがツァイスのレンズ群ではないだろうか。ビオゴン21mm、トポゴン25mm、テッサー28mm、ビオゴン、プラナー、オルソメター、ビオメータ、へラー35mm、ビオター40mm、75mm、ゾナー、トリオター85mm、オリンピアゾナー180mmなどの個性的なレンズが多い。
 標準レンズの50mmゾナーにはF2とF1.5があり、コンタックスI型と同じ歴史をたどり多くのバージョンが存在するため、その違いを確かめるのも楽しみと言えるだろう。開放から完全な描写が得られ、ゾナー独特のきめ細かな力強い描写が楽しめる。

作例

CONTAXIIa4.jpg

ContaxIIa

Sonnar 50mm F2
(ツァイス・オプトン)

シャッタースピード〜
1/250秒

絞り〜f2

 ゾナ−のきめ細かく潤いのある描写や、シャープでコントラストの高いところなど、いろいろな面で優秀なレンズである。しかし、優秀といっても今のレンズには無い味をキャンバスに描いてくれる。

by T-REX、ジオグラフィック

ButtonIndex.gif ButtonGerman.gif