ヨコハマ・マウンテン・パッセンジャーズ〜外国製トレール車ファンのページ

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HPN BMW R100GS

 WANさんのウルトラシロナガスクジラ、BMW R100GSです。しかも、このバイクはパリダカなどの優勝で有名なチューナーHPNによってかなり手が加えられたもので、一見そのHPNのベーシックタイプのようでありますが、足回りなどはスポーツタイプのロングストロークのものが入っていますね。驚くべきことに左右に飛び出たシリンダーはガードの役目も果たしているんだそうです。

 それにしてもこのバイクで林道を走るのはちょっとコワそうですが、70ps近いパワーのエンジンですもん、軽く回しただけでグイグイ突き進む感覚は、さぞ気持ち良さそうですねえ。普通のR100GS自体元々大きな、どっしりした風格のバイクでしたが、それをさらに足長にしてパワーアップした訳ですから、もう、この世の中のものなど全て見下ろしてしまうようなポジションになっているかのようです。

BMW R1150GS

 こちらはヤッサンの“エレファント”R1150GSです。一目見ただけでその巨大さに圧倒されますね。あまりにタンク・エンジン回りが大きいので、タイヤが妙に小さく見えますがフルサイズなんですよね。でもタンク容量は見た目ほど多くなく、22リッターなんだそうです。最高出力は85ps/6750rpm、最大トルクは98nm/5250rpmで、車重249kgというスペックはとてもオフロード車とは言えませんね。リアサスはパラレバーと呼ばれる片持ちのスイングアームを採用して、迅速な交換を可能にしています。シャフトドライブ及びその猛烈な車重を支えるために、もの凄く太いスイングアームが向こう側に付いています。ヤッサンはこれで林道を走ったそうですが、やはり怖かったそうです。そりゃそうでしょうね。僕には絶対できません。

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アプリリアRX50

 こちらの2台はリンクページでもご紹介しているJump of JunkerのRONさんとそのお友達の珍しいフルスケール50ccトレールです。
 まず上の黒い方はRONさん所有の95年式RX50で、国内でフロント回りなしで購入したそうです。よってオリジナル度は低くなりますが、一見完全なように見えますね。このXL250R風なライトカウルはサイズから言ってハスラーTS50用でしょうかね? 何はともあれ良い出来栄えです。
 下の青はRONさんが部品取りで購入したものですが、修理したらあっけなくエンジンがかかったので、友人に乗ってもらっている00年型です。アプリリアジャパンからの正規輸入もので、しかも最終版だそうです。ウインカー以外はオリジナルで、こちらの倒立ショックがオリジナルだそうです。
 「RX50のフレームは国内の125cc以上の太さがあり、剛性が高く乗っていてい楽しいのですが、激しい扱いをするとミッションが壊れます(笑)私のRX50は現在RS50(オンロードレプリカ)のエンジンが装着されています。エンジンは「ミナレリヤマハ」で独自の開発のようです。」(RON)
 何でもパワーは125cc並だそうで、車体も大柄ですから、とても50ccには見えませんね。
 

ヒョースンRX125

 この聞き慣れないバイクもRONさんの所有するもので、何と韓国製だそうです。そりゃ聞いたこともないのは仕方なしですね(笑)。「06年の最終型で125ccながら珍しいSOHC4バルブエンジンを搭載しています。韓国製って聞くと性能はどうかと思われますが、スズキとの提携もあり、かなり良い感じです。現在はRX125Dになり、エンジンはDOHCになっていますが、最終型のSOHCはキックが標準装備でセルもあり、日常の足としてはかなり便利です。」(RON)
 いやあ、見たところDR125が進化したようなイメージですが、RONさんは相変わらず面白いものを見つけてきますね。
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BMW R80GS

 このどっしりしたバイクは、茨城の下村さんが10年間付きあっていらっしゃると言う、愛車のBMW R80GSベーシックです。トップ画像のHPNは、これを元に足回りやエンジンの強化をしたものになりますが、ベーシックモデルはツアラーとしての風格が見事ですね。ロードモデルとは違った足の長いサスに21インチホイールを前輪に使って、本格的なオフロードモデルに仕上がってます。実際、これで世界中を旅するツアラーも多いそうですが、このバイクなら広大な原野を望むどこまでも直線の続きそうな未舗装路を走りたくなりますよね。

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