ヨコハマ・マウンテン・パッセンジャーズ
林道ツーリング単独編7〜白銀林道探索ツーリング

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さーて、どうなっているんでしょう?

白銀林道の定番撮影スポット
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 11月3日朝7時半。前日から放置してあったカワサキF11(250TR)を軽く整備しておいたワテは、「バイクに乗れるのは今月いっぱいまでじゃー! 行くっきゃない!」と心を奮い立たせて、重い腰を上げてホントに久しぶりの自走ソロツーリングに出かけてきました。
 日帰りの自走ですから、あまり遠くは考えず、最近とんとご無沙汰の県内の林道を走ろうと思いましたが、何しろ神奈川の林道は、大半が舗装されているか閉鎖されているかのどちらか。しかし、箱根湯本からターンパイクをまたいで椿ライン側に抜ける白銀(しろがね)林道がまだかすかにダートランを楽しめることは知っていました。当初、これに加え、富士を越えて愛鷹林道辺りを走って来ようと思って最近の情報をネットで調べてみると、残念ながら5年前から愛鷹林道は厳重なゲートで封鎖されているとのこと。仕方ないので、ちょっと遠出も考えましたが、どうも白銀林道には色々な支線がいつの間にかできていて、それらをくまなく走ればそこそこのダートを楽しめるんではないかと考え直し、白銀林道探索ツーリングを行なった次第です。
 そもそも白銀林道はかつてヤビツ峠、犬越路等と並ぶロングダートで、近隣の金時林道、明星林道、明神林道を併せて走ると、それはもう充実の一日を過ごすことができました。80年代半ばにその存在を知って、95年までさんざん走りましたっけ。その頃までは20kmフルダートでしたが、その後県外の林道がメインになって行くうち、神奈川県内の林道の閉鎖や舗装化の話が多くなって、かすかに残った白銀林道は、信州や北関東のロングダートの魅力には勝てず、すっかり走らなくなっていました。その後、白銀林道自体も舗装化がどんどん進み、なおさら足が向かなくなるような情報が見られ、この15年間、完全に走るための目的地として対象外になっていましたが、かと言って信州は遠いので、以前のように頻繁に林道ツーリングしなくなったのも確かです。ちょっとした休みに気軽に行ける林道…。考えてみると本当に貴重ですよね。

期待もそこそこに、GO!

白銀林道入口
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 さて、7時半に家を出て走ると、結構空気は冷たく、まるで冬のようでした。ついちょっと前まで半袖シャツで歩いていたのに、もう今はかなり朝の気温が下がって、一応厚着をしたものの、横浜新道を走っているうちに手がかじかんで寒いのナンの…。
 藤沢から国道1号を離れて海側の139号に入り、そのまま西湘バイパスを使って箱根湯本まで一気に進めば楽なのですが、何しろスピードを上げると寒いので、国道1号をトコトコと進むことにしました。小田原に入ってコンビニで休みつつ、手を温めていると、何台ものチャリ軍団が入ってきます。色々なグループがバラバラにコンビニで休んでいるのですが、自転車鍛錬隊の皆さんは朝から気合が入ってますね。
 ちょっとしてGSで燃料を満タンにして箱根湯元に向かいますが、坂道なのに“箱根登山チャリ”の多いこと。また、何でも「大名行列祭り」なるものが開かれるようで、あちこちにお巡りさんや観光客が多くてビックリしました。小田原市内はガラガラだったのと正反対です。
 ちょっと国道1号の登り坂を進み、三枚橋の交差点を左折してきつめの勾配の県道を上がって行くと、「白銀荘」の丁字路に出ます。ここには「←小田原・箱根CC」看板が出ていて一発で分かりますが、ともかくそこを左折し、ちょっと走るとすぐに上の画像のように白銀林道入口が見えてきます。ここを右折すればOK。

ここは厳重ゲートでダメ
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大杉窪林道
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 上にも書きましたが、ここは以前20kmのフルダートで、足柄/箱根近辺では明神林道・明星林道・金時林道などと共に非常に人気がありました。ワテも一人で走ったり、会社のバイク仲間や初期のYMP仲間達と何度も走ったものですが、ここ10年程の間に、神奈川の林道は舗装化が進むか、厳重なゲートで閉ざされるかどちらかで、白銀林道も多くが舗装され、残るは8km程だと言うことを聞き、魅力がなくなってここ15年程は一切走っていませんでした。でも、以前はほとんどなかった支線がいつの間にかできており、しかも最早廃道寸前みたいな道が多いそうで、とても興味深い気持ちで入って行きます。
 白銀本線はしばらく舗装路が続きますが、落ち葉や枝の断片、苔や砂利などでとてもコーナリングを楽しむような道ではないですが、一台のロードバイクとすれ違いました。狭くて滑りやすい舗装路でも、一人で軽く走るには丁度良いのかもしれませんね。
 そんな中、最初の支線の猿沢林道なる道を見付けましたが、2つ上の画像の通り、入口に鉄壁のゲートがあって、断念しました。最初からこれではちょっと先が思いやられますが、本線は相変わらず舗装のまま。そのくせ道端の草がぼうぼうで、日も当たらない区間が多くて、鬱蒼とした中を淡々と進みます。

出口はゲート
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桜山林道
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 ちょっとすると、左側に下る道が分かれていて、その入口に大杉窪林道と言う表示がありました。ここはゲートなど設けられてはいませんので、気軽に左折。勾配のきつい直線的な道を一気に下ると、数キロで上の画像のようにターンパイク(の下の方に出る箇所に行き当たって終了。こちら側にはなぜかゲートがかけられていますので、出入りできません。
 大杉窪林道のダート区間は1kmあるかどうかですが、ほど良く荒れていました。ここを往復して白銀本線に戻り、またちょっと進むと、今度は山側に支線が見えます。
 この支線は桜山林道と言う名で、林道表示板によると、全長2.5kmとなっています。早速右折して入ってみると、荒れたコンクリート舗装の急斜面になっていて、これを登るとすぐにダートが始まります。しかし、全く使われていないのか、流れ落ちる雨水や湧き水が削った溝がとても深く、走りづらいガレた道でした。もちろん足回りの貧弱な古トレール車では走りづらいこと間違いなしですが、こうした荒れ荒れ林道をトレッキングするのが今日の目的ですから、できる限り進んでみることにしました。
 ちょっとすると今度は草ぼうぼうのところに出て、一瞬「おや? ここで終わりなのか?」と思いましたが、何とか進んでみます。

かなりの荒れ方
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うげっ!
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 木の葉だらけで先の見えないブラインドコーナーを曲がると、また岩がごろごろ転がっているところに出ました。今度はかなり溝が深く、何か土石流の跡みたいな状態です。気合で少し進みましたが、左の画像のようなところで断念。できる限り進みたいんですが、やはり我がF11「よー死にま」号では手に負えませんですな。向こうにガードレールが見えますから、もう少し先まで道は作られたのでしょうが、今は完全に廃道。復旧させる気はサラサラないようです。
 桜山林道は、地図によるとターンパイクに抜けられるようになっていますから、開通した当初は地元の人達の作業用道路として使われていたんでしょうが、出口が有料道路では使われる頻度も高くなかったんでしょうね。土質も柔らかい箱根の山ですから、大雨などで道が流されても、大金を投じて補修工事をする価値がなかったと見えます。最後に走った95年頃には、この道の存在は気付きませんでしたが、いつ頃開通して、また、いつ頃崩れたのか興味深いですね。あと一歩のところで抜けられるのに、もったいないと思うのはオフローダーだけでしょうね。

帰りも大変
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谷側の早川・石渡林道
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 桜山林道をひーひー言いながら戻り、本線を先に進むと程なく逆Y字路に出ます。真っ直ぐ進めば本線ですが、左に180度ターンするように曲がると早川・石橋林道の谷側の部分になります。この道は距離こそそこそこありますが、多くがコンクリート舗装されていました。道幅は狭く左右に草が生えていて、信州の林道のような感じもしなくもないですが、ススキではなく広葉樹の枝がガンガン伸びているものだけに、顔に当たると痛いの何の。
 沢の横に出るとちょっとだけ開けた感じになりますが、またコンクリ舗装区間になります。その先にまた未舗装部分がわずかにありましたが、大半は舗装路ですね。
 この林道の未舗装区間は1km程。こんな感じでやはり水の流れで路面がえぐれていますが、バイクなら問題なく横を抜けられます。下の方で不燃ゴミの集積場があって、そのまま集落まで抜けられるようになっています。もちろん集落に抜けても意味がないので、適当なところでUターンして白銀林道本線に向かいますと、例のゴミ集積場から出てきたトラックがこの細い道を下りてきて、一瞬ドキリとしましたが、軽く会釈をして横を抜けて来た道を戻ります。

右側が削れてます
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支線の支線
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 この道を戻りつつ、途中右側の沢に架かる細い橋が見える支線らしき入口があったので、念のため入ってみると、ご覧のように橋のガードレールは草で覆われていて、全く使われていないことが良く分かります。実際、この道自体も橋を渡るとすぐに訳分からなくなって終了。ただの暗い森の中と言う状態で、バイクではとても走れたもんじゃありません。つまらないので早いところ白銀本線に戻ることにしました。
 本線に戻って進んだら、ほんの数十メートルでまた右手に支線の入口が見えます。実はこれは同じ早川・石渡林道の山側の道です。つまり、白銀本線とわずかにダブる区間があるだけで、実は一本の道が交差していただけなんですね。
 ここもコンクリート舗装の斜面を登りますが、道幅は谷側と違ってしばらく広いところが続きました。この舗装区間自体の距離も結構ありましたが、その間2度もターンパイクの陸橋の下を通って横切りました。そのうち道が細くなり、勾配もきつくなってきます。いよいよダートの匂いがプンプン漂ってきます。

山側の早川・石渡林道
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はるか上にターンパイクが!
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 こんな感じで、道に大きく張り出すようにターンパイクの陸橋の脚が塔のように立っています。この先から道が細くなりますが、もう一度陸橋をくぐる訳です。
 この道は、当初ターンパイクの陸橋工事のために開かれた道なんでしょうね。ですから、一旦出来上がっちゃえば、後は維持・管理のためにこの道も舗装して使い勝手を良くしたのでしょうが、一応地図によるとここもターンパイクまで抜けられるようになっています。ただ、陸橋の基礎部分の点検や補修のために、両側から入れるようにする必要もないためか、上の方ではせっかく完抜させてつなげておきながら、土砂災害で崩れたらそのままにしてるみたいです。まあ、ちゃんと完抜林道として管理していたとしても、大杉窪林道のようにターンパイク側には厳重なゲートで封鎖されていることでしょうから、まず走れなかったでしょうね。
 さて、しばらくしていよいよダートが始まります。この部分は柔らかい土と言うより腐葉土みたいな路面に、雑草や木の枝が左右ばかりか上からも伸びていて走りづらいことこの上ない道になりました。それでも何とかできる限り進みますと、もうただの「森」と言う感じになってきました。
 この近辺の山には比較的細目の杉の木がたくさんあって、この道ができた頃にはこれらを植樹したものと思われますが、元からの広葉樹も多く、笹もかなり見られます。おかげで日当たりが悪く、とても暗い感じですね。

廃道ですな
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気合で進みます
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 何やら最早道ではないような感じでもありますが、ヌチョヌチョっとした路面を何とか進みます。轍らしきものがあるのですが、どうもこれは車の通った跡ではないようで、実際、タイヤの溝らしきものは見られませんでした。
 中央の凸部には草が生えている場合が多く、左右の柔らかい土を避けてここにタイヤを乗せると、元々フニョフニョの土ゆえ、すぐにタイヤが左右どちらかの溝に滑り落ちますので、何か気持ち悪いですね。素直に溝側を進むことにしますが、意外にも泥ではないので汚れませんでした。富士山の火山灰みたいな感覚でしたね。
 何とか薮を抜けますが、ついに最終地点。一応人が作業で使った道らしきものが、もう少しだけ先に延びていましたが、倒木が多くてこれ以上進めません。画像のように倒木が進路に対して斜めに倒れていて、これを越えようとしたら、リヤが木に斜めに当たって空回りし、車体が横にズレます。木の表皮も腐ってぬるぬるなので、斜めに入るとトルクのかかるリヤが湿った表皮を削るように空転して、勝手に車体が木に対し直角になろうとした訳です。でも、今度は土をかっぽじって、もうどうにもなりません。
 ここもふーふー言いながらUターンして本線に戻りますが、走れるダートは1kmと言うところでしょうか。ゲロアタックしたい人には楽しめるかも。

やっぱダメでした〜
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名無し支線
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 本線に戻るとターンパイクの上またいで、やっと白銀林道のダート区間が始まります。さすがに本線は整備されているんでしょうが、いたるところに砂利止めの細めの丸太が道を横切るように埋められていて、その段差が古トレール車には結構きついっすね。信州では良くゴムで10p程の高さで路面から伸びている水(砂利)止めが、ここでは硬い木ですから、スピードを上げるとガツーンときます。とにかく、本線で走行ビデオを撮ろうと思ってましたから、固定用のクランプを取り出してカメラをセットして動画モードにして走りました。
 途中、歩いていた中高年カップルがいたので、軽く挨拶してゆっくり横を抜けます。しばらくしてまたアクセルを回すと、あっと言う間にダート区間が終了。「ナンだー! たった4km位しかないじゃん!」と、いささかガッカリしましたが、後半にもまだダートは残っているはずです。気を取り直して先を進むことにしました。
 ちなみにこの時撮った動画は
こちらにアップしました。動画ではしばらく荒れ気味の登り区間が続きますが、例の水止めの木が直線だろうとコーナー真っ最中だろうとおかまいなしに埋め込まれ、なるべく段差の小さいところにフロントタイヤを当てていますが、結構この部分の角が立っているので、ガツンとした音と感触が伝わってきました。

名無し支線の先を右折して海を望みます
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下る側が支線
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 さて、本線のダートがあっさり終わると、上の画像の名無し支線があり、ここを左折してみます。コンクリ舗装されていますが、落ち葉や落石で走り辛い下りが続き、程なく丁字路に出ます。左は集落へ、右は?だったので、ちょっと気になってこちらに進むと、上の画像のように海の見えるところに出ました。ただ、この先はあっと言う間に行き止まり。
 また本線に戻り、ちょっとだけダートを走ると、今度は大畑林道と言う支線が目に入ったので進んでみることに。しかし、やはりコンクリ舗装の行き止ま林道で、ちっとも面白くないですね。最後はえらい急な斜面にゲートがあって、この先がゴルフ場のため、立ち入り禁止と書かれてました。

海の見える林道も貴重ですな
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 本線に戻るとまたダート区間が始まります。今度も短い区間ですが、途中左側に広場のようなところに出る道があって、そこから海が見えます。一旦ここで一服したのが上の画像です。晴れていて大島までくっきり見えました。ミニ三脚を出して自分の写真をセルフタイマーで撮影していると、4stトレール車のドコドコ…と言う排気音が聞こえてきました。やはり箱根湯本側から来たようですが、後で多分この方がUターンして来たのか、本線ですれ違いました。この日に白銀林道で出会ったオフロードバイクはこれだけ。寂しいもんですね。
 白銀林道の舗装区間も、このように砂利が流れてきて、苔が生えているようなところも多く、見た目にダートみたいなところも多いのですが、こうした路面はやたらに滑るので要注意です。

舗装路なんだかダートなんだか分かりませんな
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豆板林道
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 今度は、豆板林道と言う支線を発見したので、ここに進入。実はこれより手前に、海側に下りる支線があったのですが、チェーンゲートがあったので、入りませんでした。コンクリ舗装されているところしか見えませんでしたが、まぁ、走ったとしても面白くないでしょうね。
 さて、この豆板林道は、桜山林道のようにそこそこの勾配と荒れたダートが面白いところでしたが、程なく下の画像の地点で行き止まり。先は森の中で、倒木が多くて天然ゲート状態。トライアル車でも無理っぽいですね。
 最終地点でちょっと立ちション。すると薮で向こう側が全く見えないのですが、何やら谷側から人の声が聞こえてきます。多分向こう側にあるゴルフ場にきている人の声が聞こえてきたんでしょうが、こんな廃道のような薄暗いところで、しかも立ちション中に笑い声が聞こえてくると、ちょっと不気味ですね(笑。
 この道もダート区間は長くはないものの、荒れた路面がなかなか面白いです。ただし、往復したところでせいぜい1kmと言う感じですから、変に期待して入っても肩透かしのように感じるかも。念のため(^∇^)。

谷側で人の笑い声が…
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ナゼ路面にアルファベットが?
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 再び本線に戻りますが、今度は焼野林道と言う支線が左側にあったので、ここも入ってみます。路面に一定間隔でA・B・C・Dと言う具合に白ペンキで書かれた変なコンクリ舗装路でした。海側に下って行くのですが、面白味はゼロ。入る価値はないですね。それにしても、あのアルファベットは一体何のために書いたものなのかな? 本線に出るところには「↑」とマークされてますが、そんなもの書かなくても出口であることは一目瞭然。本当に意味不明なマーキングです。
 ご覧のように道幅は狭いのですが、路肩に溝がきっちり作られていて、雨水もここを流れるようになっているせいか、コンクリ舗装の路面には汚らしい苔などはありませんでした。ただ、左右に杉の植林があって、針葉樹の細い落ち葉が結構路面に散らばっているところもあって、滑る可能性がありますね。白銀林道周辺の舗装部分は、気を緩めるとツルりといっちゃいそうですから、要注意ですね。
 右の画像は支線を戻る途中見付けた立派な蜘蛛の巣。日光に照らされてキラキラ光っていましたが上手い具合にネットを張ったもんです。コレをみたら『素浪人 月影兵庫/花山大吉』に登場する品川隆二さん演じる「焼津の半次」も即「ぎゃ〜ぁ、だ、旦那ぁ〜! く、くも〜!」と驚くことでしょう。なーんてそんなアフォなことを考えつつ、つまらない舗装路を登って本線に戻ります。

焼津の半次もビックリ
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つまらん
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 本線に戻ってちょっとすると、終点間近なところに片浦林道なる道が右手に延びていました。これまたコンクリ舗装林道なのですが、終点はやはりゴルフ場の端。ただし、途中左に折れる道があってこちらに入ってみると、舗装されてはいますが、展望の良い山の上に出られます。これはぐるりと一周できるようで、ターンパイクや芦ノ湖スカイラインを走ってきた人達が、ここに設けられた駐車スペースでくつろいでいました。誰もいない展望の良い他の駐車スペースがあったので、ここでバイクを止めて、写真を撮りつつ一服しました。
 さて、このまま椿ラインに出てはつまらないので、せっかくだから白銀本線を戻り、少ないダートをできる限り堪能することにしました。かつては20kmものロングダートも、断片的に8kmだけ未舗装区間が残るのみですから、空しいものです。道質が往路で分かってますから、帰りはちょいと飛ばしますが、我が「よー死にま」号に付いているミシュランT63は本当にやたら滑りますね。ちょっとしたコーナーでリアがちっとも踏ん張らずズリッとなります。ただし、エアは1kg入れておいたのは正解。抜き過ぎても入れ過ぎてもダメですが、1kgきっかりですと、妙なハンドリングにならずに済みました。

展望の良い駐車場
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本線(復路)
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 爽快に飛ばしてダート区間も全て終了し、ターンパイクを跨ぐ橋に出て一服します(トップ画像)。この地点は、かつて多くの人がこの道を走った際に記念写真を撮ったポイントなんですが、もちろん当時はオフロードがターンパイクを跨いだ上に、その脇を並行していたので、とても面白い風景でしたね。
 時計を見るとまだ1時30分。もう走る支線はないのだから、まあ、日が高いうちにさっさと帰って、バイクを洗車してしまいこむことにしました。
 帰りは、現在無料の西湘バイパスを最後まで使いましたが、鵠沼〜江ノ島付近は凄い人だかりですね。道も混んできたので、藤沢市内経由で横浜新道を使って帰宅したのが午後3時。軽く洗車しましたが、思いの他汚れていません。一部ドロヌタなところもあったし、ゲロトレなところも入って行った割にきれいなのにはビックリ。F11はフェンダーの効果がかなり良いようですね。
 それはともかく、総走行距離は205km。うち、ダートはせいぜい20数km。でも、支線の舗装路は、ダートみたいな雰囲気の滑りやすい道だったこともあって、何かたくさん走った錯覚に見舞われますね。15年も走っていなかった道が、その間にたくさんの支線を延ばし、かつそれらがもう枯れている…。ついこの前のような気がする15年は、やっぱ15年でした( ´д`)。

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