林道ツーリング〜恵那山方面

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二ッ森山の公園内のパラグライダージャンプ台。
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こんな所から飛び降りるのは勇気がいることだろう。
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公園内で。デジカメで撮ったそれまでの写真が全て
飛んでしまい、仕方なく帰りに写真を少し撮っておいた。

 2000年8月14日、アオキとともに恵那山方面の林道を走るべく、朝5時に横浜を出発した。お盆の帰省ラッシュから半日ずれていたせいか、ほとんど混雑することなく午前10時前には初日の目的地の二ッ森林道の入口に到着した。
 ここは以前から様々な林道ガイドブックで紹介されてきたが、この道のさらに先にある恵北林道や中腹林道が開通して、総延長距離が60kmにも及ぶことが紹介されたのはここ5・6年前のことである。私は最後まで走り抜けたことがないので、今回のツーリングではできる限りくまなく走りたいと思う。
 さて、トランポを二ッ森林道の舗装区間に停めてバイクを走らせたが、なかなかダートが現れない。路面を見るといかにも最近舗装されたような感じで、ここももうだめかなと思ったが、しばらくしたらようやく未舗装区間になった。砂利が深く盛られていて、どうやらここも近い内に舗装されるようだ。ちょっと寂しい気持ちで走っていると、あっという間にダートは終了してしまった。わずか5km位しか残されていなかった。
 恵北林道からも路面は砂利質であったが、こちらはまだ半分以上ダートのまま残されていた。約20km弱である。ここでは別のクラブの人達の停まっている横を追い越して行ったが、彼らは逆に我々を追い越そうとしてスピードを上げてきた。どんな塩梅かと思い、先に行かせて後ろを走ってみたが、さほど速い訳でもない。初めは頑張っていたようだが、突っつかれて逆にあせったのか、反対に道を空けてくれた。まあ、バトルする気もなかったので、そのまま先に進み、中腹林道に入る前に国道沿いで食事をとった。
 中腹林道はこれまでの道と異なり、完全にフルダートである。道も適度に荒れたところがあっていい雰囲気だ。途中支線もいくつか走ってみたが、しっかり抜けられるところが多かった。ここだけで軽く30km以上はダートを走った。
 中腹林道を出てもまだかなり時間があったので、ついでに付知峡に入って御岳方面の林道の入口を確かめに行ったが、全て完璧に封鎖されていた…。
 二日目、我々は中津川市から南に下り、恵那山林道の入口に向かった。あっという間に到着したので、この辺りは北側も南側も林道に囲まれていることを実感し、とても羨ましく感じた。
 ダートの始まりは恵那山登山道入口の辺りから。その前にも少し未舗装区間があったが、これはすぐに舗装されてしまうことだろう。登山道を過ぎてすぐにゲートがあるが、バイクは楽に通れる。当日も道を整備しているところであったが、快く通してくれた。しかし、平日は走らせてくれないかもしれないので、要注意である。路面は砂が柔らかく、かなり滑りやすい。雨が降ると流されやすい砂質のため、路面のあちこちに溝ができていた。ただし、砂利が盛られていた二ッ森林道よりはるかにグリップはよい。とはいえ、滑ることに変わりはないので、コケないように慎重に走りながら下って行った。
 しばらく下り続けていると、途中にY字の分岐点に出た。左へ行くとフタセ林道かと思ったので、まずはそちらに進むことにした。

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 しばらく走っているとまた分岐点に出たが、これは地図には出ていないので両方とも走るつもりでとりあえず右を走ることにした。しかし、たった数キロであえなく行き止まりになったため、次に左側に進むとしばらく道が続いていた。そのうち出口付近に出たが、ここにはゲートが設けられていた。初めフタセ林道と思っていたが、どうやらこれ自体が恵那山林道の出口らしい。ゲートは結構しっかりとしたもので、脇をすり抜けることは事実上不可能である。
 ここでUターンして、途中にあったY字分岐点の右側(反対側から戻っているので左側になる)の道に入ることにした。地図によると3km程で行き止まりになるはずである。しかし、なかなか道が終わらない。延びているのかなと思いつつそのまま走っていると、何と別の道にスッと出てしまった。結構道幅の広いT字路である。さて、一体ここはどこなのかと思って分岐点のところにバイクを停めて辺りを見回すと、周辺地図が表示されていた。それによるとそこはれっきとした阿岳谷鯉子林道であった! 林道マップでは恵那山林道と阿木周辺の林道群とを結ぶ道は阿木恵那林道のみのはずなのに、しっかり南側でも通じていたのである。
 一旦ガスを補給すべく阿岳谷鯉子林道を下りて上矢作の集落に出て、昼食もその際にとることにした。
 昼食後、今度は白井沢合川林道側から上り、その他の林道をくまなく走ることにした。この林道は阿岳谷鯉子林道と出口は同じ所にあるが、阿岳谷鯉子林道のゲート(ここは横から抜けられないこともない)の少し手前にある分岐を左に行けばいいのだが、その前に別の分岐があったので、ここも一応入ってみることにした。少し山の中に入ると急に周囲が開け、山が削り取られている所に出た。どうやら採石ならぬ採砂場のようである。と言ってもどうやら林道などの修復などに利用する土砂を採っているようである(いい加減な予想)。何はともあれ、終点まで進んでUターンし、広場でしばらく遊んだ後に下に降りていった。それからすぐに白井沢合川林道の分岐に出てここを左折し、まずは乙女沢林道・白井沢阿木林道を通り、西側の出口を確認することにした。

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 白井沢合川林道入口にはゲートが設けられておらず、誰でも気軽に入ることができる。ここから右に一周する形で阿岳谷鯉子林道に出て、恵那山林道との連絡路を抜けてそのまま恵那山林道を北上すれば、かなりの距離が楽しめる。
 ところで、肝腎の白井沢合川林道は抜けられなかった。崖崩れなのか、道は途中で行き止まりであった。道を間違えなえように分岐の全てを走ったが、どこも行き止まりである。左の写真は白井沢合川林道から阿木恵那林道を望んだもの。途中で道が見えなくなっているのが心配なところ。
 白井沢合川林道をUターンして戻り、今度は左折して阿木恵那林道に入る。途中に鏡のないコーナーミラーが立てられたままになっており、そこに「天狗森山登山道入口」と書かれていた(右の写真)。道は恵那山林道よりも一般的な林道の砂利質に近く、結構走りやすかった。視界も開けたところが多く、雰囲気もとてもいい感じである。
 気分よく走っていると、2km位も進むと道が荒れてきた。どうも怪しいなと思っていると、不吉な予感が的中して、ついに土砂崩れのために通行不能になってしまった。トライアル車でもとても越えられない状態である。

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 写真の通り、土砂崩れがあったのはかなり前のことのようだ。草がぼうぼうに生えているところから見ると、どうも全く路面の復旧工事をおこなってこなかったようである。林道マップにも「土砂崩れ通行止め」とあったが、その情報はすでに4・5年前のことであり、もうとっくに修復されていたと思っていたのが甘かったようであった。恐らくここは完全に廃道のままこれからも手が着けられることはあるまい。その代わりに南側で阿岳谷鯉子林道と恵那山林道との連絡路を作ったのかもしれない。
 阿木恵那林道をUターンして次に阿木林道を最後まで走ってみようと思い、分岐点を左折した。ここには林道標識が立てられていて、それを見るとどうもこの林道はごくわずかな距離しか延びていないようだ。何はともあれ走ってみることにしたが、「ひょっとして」という期待はあっという間に消え去って、すぐに行き止まりになってしまった。まあ、今後はほとんど走らない道であろうが、できることならこの道も将来恵那山林道とつながって欲しいものである。もちろん阿木恵那林道の復旧もぜひとも願うことであるが。

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 いくつかの分岐点で見られた表示板。これは墓戸峠の北側のところに「現在位置」表示が見られるが、実は峠付近の分岐点に位置する。林道名も他の表示板のものと一部異なっていたので、少々混乱しやすいであろう。
 ところで、この後阿岳谷鯉子林道側に入り、恵那山林道との連絡路を戻りフタセ林道に入るが、ここは工事中で途中までしか走ることはできなかった。しかし、この一帯だけでもダートは100km以上走った。ただし、多くの道を往復したことが、距離を延ばすことにつながったのであるが、いずれにしてもかなりのロングダートを楽しめたことに変わりはない。

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