ヨコハマ・マウンテン・パッセンジャーズ
林道ツーリング33〜春の茂来泣きツーリング

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トホホ〜(ToT)

いつものオサーン達
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 さぶ〜い冬がようやく終わって仕事も一息ついた4月25日、我々はGW前に恒例になった春の茂来ツーリングに出かけることにした。ただ、大きな問題が一つあって、この時丁度我がボロトランポが故障しており、修理屋さんに預けてあったので、いつものように楽々ツーリングとはいかず、自走を余儀なくされた。思えば自走でのツーリングは何年ぶりだろうか。すっかり怠け癖が付いてしまったので、高速をダラダラと走るのは何だか面倒で仕方ない気がしないでもなかったが、走り出してみるとなかなか初々しい気分になって、これはこれでよござんすという感じ。ま、往路はいつもこんな風に思うものですわい。

まだまだキレイです
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 昨年の夏、初めてこのF11を林道で走らせて、思いっきりコケて痛い目にあったが、その後外装も塗装し直し、メーター周りやライト周りも一新させ、問題のFフォークのオイルシールも取り替えて万全の状態に仕上げておいた。ただ、Rショックも死亡していたが、KX400用のショックを入手して取り替える予定だったものの、直前まで仕事だったので、「まあ、ショックアブゾーバーが弱ってても乗れるんだから何とかなるだろう」と自分に言い聞かせて、そのまま乗っていざ出発〜。しかし、これが既にトホホだった訳である。

 今回のメンバーは、横浜組がワテ、DT-WRの一つ目TDR氏(名前がWRからTDRになったと思ったらTDRがスネちゃった)、XRいきまっせ号のタナカさん、KDXまだ125TRが直んない号のミスッタ・グリーン氏の計4名。一つ目さん以外は自走で、談合坂SAで待ち合わせてから茂来山へ。長野組はXLR真鯛号のいっつあん、シェルパ・ブルーギル号のやっさんの二人で、今回初お目見えのやっさんのトレーラー(提供らいおんさん)に載せての登場である。

ヤサーントレーラー
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「これがあーなってだね」「ふむふむ」「ぼーっ」
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 さて、10時ちょっと過ぎに茂来山の入り口で落ち合った我々は、早速腕慣らしのため、ほんの1.5q程度の志らや林道から入ることにした。ここは何の変哲も無いところで、おっさんの頭から消えかけたダートの感触を思い出させてくれるのにはもってこいの道である。
 次に槙沢林道〜茂来山林道を回り、準備は万端である。我がF11も、まあ、リアが暴れることは暴れるものの、フロントがしっかりしているので、そう心配はいらないような気がする。ちなみに槙沢林道は結構道が荒れており、特に小屋の横の道はガレ場に近い状態である。

 本線に戻ってしばらく舗装路を走った後、いよいよロングダートの始まりである。それにしても年々舗装区間は延びているようで、ちょっと残念に思うが、ダートが始まれば「ん?何のこと?」というもんで、すっかりそんな憤りもすっ飛んでいる。
 しばらく無理をせず押さえ気味に走って、じわじわとスピードを上げて行こうかといった矢先、右のコーナーで突然リアが大きく流れ出した。普通ならそのまま立て直して終わりなのだが、この時は突然タイヤが路面に噛み付き、反対側に振られ、それが3回まで起こって4回目には持ちこたえられずチュドーン! Rショックが抜けているとやっぱ修正が利かないのね(ToT)

やっぱWRは軽いや
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撮ってますが撮られます
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 後ろから見ていたタナカさんによると「おつりをもらった」そうで、しかしロードレースじゃあるまいし、なんじゃーと叫びたくなりましたわい。でも、頭を打って最初焦点が合わず、くらくらしたが、すぐに回復してバイクをちぇっくしたら、何とせっかくキレイにしたところが皆キズまみれ。塗り直したタンクはもうへこむわ、交換したヘッドライトはリムがボコボコ。やっと手に入れたF11専用の新品タコメーターは一瞬のうちに大傷だらけ。まあ、どこも割れたり壊れたりはしなかったから不幸中の幸いではあるが、しかしこのバイク、2回目もコケるとはやっぱ呪いが…(^o^)

 気を取り直して林道を進むが、ワテはさすがにもう気合が入らずダメダメくん状態。以降、飛ばすことなく流して走ったので、イケイケのタナカさんには一人先行して楽しんでもらった。他の皆さんはワテといっしょにそこそこのペースで流して走っているが、楽しめたであろうか。信濃沢林道も一周して茂来林道自体はたっぷり走った。

何となく皆はんお腹が出っ張ってるような
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盛大にアクビ
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 後半に差し掛かり、大きな分岐点では支線がどこまで延びているのか確認してから本線の左に折れた。そこで、先に東山林道に入って県道に抜け、そこからまた茂来林道を逆走しようと思ったのだが、なぜか東山林道の分岐点がはっきり分からない。かなり草ぼうぼうのところがあって、そこかとも思ったが、どうも東山林道にしては狭い。他を探して先に進んだが、もう分岐などなくなってしまい、結局はそのまま茂来林道を抜け切ることになった。
 2時頃になっていたので、時間的に昼食を取らねばならないので、ここで一旦林道を離れて町へ向かうことにした。国道沿いの食堂で休みつつゆっくりしていたらいつの間にか日が結構傾いてしまった。

 結局、食堂を出て車を停めている拠点に戻るが、時間からしてもう林道は無理である。結局のところ、食堂でタナカさん・ミスッタ氏の自走組と別れ、ワテは一つ目さんの車に乗せてもらうことになった。
 それにしても、今回もF11がだだこねて、申し訳ないっす。せっかくの気合の自走ツーリングなのに、30qほどしかダートを楽しめなかったのは遺憾である。次は100qは走ることをマニュフェストとして掲げたい。

何だかんだ言って楽しそう
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