ヨコハマ・マウンテン・パッセンジャーズ
カワサキトレールファンの部屋

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カワサキD1T

 こちらはmannenさん所有の大変珍しいカワサキD1Tです(Tはツーリングタイプ)。このバイクは85ccのJ1Lのボアを広げて100ccに仕上げたもので、国内では90ccのG1Lとして66年末に売られました。マフラーはスクランブラー風の黒いセミアップのものが左側に付いていますが、当時のアップマフラーはメッキのものが右側に付いていたので、これはJ1M用のモトクロスキットパーツが装着されているのかもしれませんね。パワーは10ps/7000rpmと立派なものです。とてもきれいなバイクですね。

カワサキC2TR

 これはまた珍しい96chanのバイクで、C2SSの輸出バージョンです。68年に販売されましたが、当初は国内向けのC2SSと同じく、タンクにゴムの滑り止めが付いていました。ということは、このモデルは68年でも後期か、69年型になります。ロードランナーというニックネームが付けられていました。当初はC2SSをアップフェンダーにして、エンジンガードとノビータイヤを取り付けた程度でしたが、このモデルでは何と副変速機まで付いているようです。実は後のトレールボスも輸出仕様には副変速機が付けられていました。エンジンの基本形は両車とも同じですので、当然それもあり得る訳ですね。
 それにしても、このバイクはフォークブーツも省かれ実にスッキリしています。未だにこのような排気量のトレール車が生き残っているのは、ほとんど奇跡的でしょうね。
最大出力11.5ps/7000rpm 最大トルク1.26kgm/5000rpm 車重81kg

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カワサキF4サイドワインダー

 カワサキにはヤマハDT-1よりも先にF21Mという国内初の市販モトクロッサーが存在しました。しかし、一般向けのトレールではヤマハに一歩遅れをとってしまい、急遽作られたのがこのバイクで、まだトレールの概念がはっきりしていないためか、随分ハイギアードです。また、ステップの位置もかなり前に付けられていて、本当に不思議なポジションになります。サスはド・カルボン式のリアがかなり頼りなく、ちょっとしたギャップでフルボトムしますが、当時のものはこんなものでしょう。国内では売られることなくすぐに生産中止されたモデルですが、カワサキ初の本格トレールであることは確かです。23ps/7500rpm、2.3kgm/6250rpm

カワサキF4サイドワインダー

 こちらの赤のF4は神奈川のしいさんの愛車です。サイドワインダーには上の紺色以外に、この赤の仕様もありました。タンクデカールからすると、下のG3系のタンクかもしれませんが、基本的に同じものです。それにしても、まだまだ五体満足なF4があるものなのですね。ちなみに、しいさんは根っからのカワサキ好きで、オン・オフを問わず色々な2stモデルを所有しているそうです。パーツの争奪合戦が始まりそうですね(^^)。

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カワサキ90SSS

 69年に発売された“スーパーストリートスクランブラー”で、形式名はGA3型です。これはgenさんの手によってレストアされたもので、エンジンは絶好調とのことです。タンクは上記F4と同じもので、このバイクでは輸出仕様のG3TRのカラーリングを参考にしていますね。ちなみに国内ものは赤茶けた小豆色と白のツートンでした。エンジンや車体回りは90SSと基本的に同じで、スプロケットのサイズ変更により最高速を下げて登坂力を上げています。10.5ps/8000rpm 0.98kgm/7000rpm 車重82kg

カワサキ125TRボブキャット改

 70年デビューの元気のいいやつ。当時はツインのロードスポーツも最高15psでしたが、このトレール車も15psを出しています。しかもロングストロークエンジンであり、さらにロータリーバルブであることもあってか、低速から力があり、実際当時の4メーカー125トレール中で最も力強いエンジンでした。このバイクはMX用に色々な改造を行いましたが、基本的にエンジンはノーマルです。それでもそこそこ走ってくれるので、充分満足しています。15ps/7500rpm 1.49kgm/7000rpm 車重105kg

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カワサキ250TRバイソン

 アメリカのトレール市場をねらったカワサキは、まず先にF5ビッグホーンを69年に作り、そのボアダウンバージョンとしてこの250ccのF8を70年にデビューさせました。写真のバイクはフロントリムが21インチになっていますが、実際は19インチの鉄リムでした。車重はビッグホーンより3kg重い123kg。とにかくパワーでは他社の物に負けないよう、23.5psの力を与えていますが、実にカワサキらしいですね。しかも良く伸びるので、最高速度は130kmに達します。これはコムさん兄のフルレストアもので、新車よりきれいなほどです。23.5ps/6800rpm 2.64kgm/6000rpm

カワサキ350TRビッグホーン

 こちらもバイソンと同じくコムさん兄が仕上げたF5です。ローハイドブラウンがシブい初期型ですね。草切りチェーンまできっちり入れているところがニクイ演出です。この頃のF5はH型アルミリムが標準装備ですが、当時のリムは弱かったらしく、結構ギャップでクラックが入ったそうです。F5Bから一旦鉄リムに戻されましたが、すぐ後に出たF11ではまたアルミリムに戻されました。ただし、それはH型ではなくなりました。
 このバイクはよく調整されていて、とても素晴らしい加速を見せます。さすがはコムさんですね。ローハイドブラウンの似合う林道で走る姿はカッコ良かったなあ。

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カワサキ350TRビッグホーン

 こちらはハスラーさんが新たに手に入れたF9をコムさんの手でF5A型仕様に仕上げたものです。下のコムさん弟のものと同様に、Fフェンダーが長いところにそれをうかがわせるところがありますね。シートは最初期の輸出用のものです。このシートはスッキリしていて座り心地が良さそうですが、あまり見かけないものです。Rサスは本来のF5用のものではありませんが、乗ってみた感じはさほど違和感は感じられませんでしたね。何しろ美しく仕上げられて、前に立っているとただただうっとりするばかり。スペック自体はF5〜F5Bまで何ら変わりがありませんが、実はエンジン幅はF5Bから狭くなっているんですよ。キャブもちょっと口径が狭められていますが、吸入効率の向上から、出力は国内向けのモデルでは変わりがないそうです。

カワサキ350TRビッグホーン

 こちらはコムさん弟のF9のエンジン回りやパーツを利用しレストアして仕上げた美しいF5A型です。このモデルは71年前期に発売されましたが、初期のものと異なり、マフラープロテクターやチェーンガードがバイソンと同様アルミから鉄製のものに替えられました。ですから、カタログデータの車重120kgというのは初期型以外では疑問符が付きますね。しかし、ロータリーディスクバルブはピストンバルブに比べて低速のネバリと高回転の伸びがみられ、捨てがたい魅力があります。

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カワサキ350TRビッグホーン

 正にじゃじゃ馬マッハのオフロードバージョン。このバイクは71年後期に発売されたF5B型ですが、マフラーは前のF5A型のものと取り換えています。さすがに350ccの2st単気筒ともなると不正爆発が凄く、本当に荒々しい感じの排気音です。調子がいいなら、その加速感は物凄いものがあり、最高速度もカタログデータの150km/h程度なら楽々出てしまいます。足回りは当時最先端のものでしたが、今ではほほえましい工夫に過ぎません。荒れた道では内臓が痛くなる程です。33ps/6500rpm 3.9kgm/5500rpm 車重120kg

カワサキ350TRビッグホーン

 こちらは兵庫のミッキーさん所有のビッグホーンです。F5A仕様に仕上げられていますが、もとは輸出用のF9だそうです。フロントフェンダーの長いところや鉄リムを使っているところなどにそれが表れていますね。多分74年頃のものでしょう。F5に比べて若干パワーを落として29psとなっているそうですが、基本的にはF5Bと同様のエンジン回りです。それにしても本当に美しい仕上がりです。まるで新車みたいですね。リアスプロケットが黒いのは、特注ものだからなのでしょうか。

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カワサキ250TR

 72年に発売されたF8バイソンのフルモデルチェンジバージョンで、型式名はF11。エンジンはついにロータリーディスクバルブと決別し、ピストンバルブを用いています。このモデルは74年型で、鮮やかなブルーが印象的です。この250TRにはテールカウルが付いていますが、これも強いデザイン上のアクセントになっています。考えてみるとテールカウルを備えた純トレール車って少ないですね。同時代のKE90くらいしか他に思い当たるものがありません。パワーは中速の固まりといった感じの激しいもので、当時随一のものを持っていました。最大出力23.5ps/6000rpm 最大トルク2.81kgm/5500rpm 車重120kg

カワサキKE90

 福井県にお住まいの吉田さん所有の愛車です。上記の74年型F11と同じ頃にデビューして、テールカウルも同様に装備しています。基本的にトレールボスと変わらないものの、デザインが一新されてよりスマートになりました。吉田さんは20年もこのバイクを寝かせていたそうですが、最近レストアして、しっかり走れるようにしたそうです。ダウンフェンダーが面白いですね。
最大出力10ps/7500rpm 最大トルク0.99kgm/7000rpm 車重91kg

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カワサキ125TR

 茨城県のSierraさんから頂いた、125TR(KS125)の画像です。これは74年に新型モトクロッサーの125MXがデビューしたのに合わせて市販された本格派トレールで、この時点ではTRの名を使っていました。いいですね、このタンクのカラーリング。Sierraさんは10代の頃あこがれたこのバイクが最近になって無性に欲しくなって購入されたとのことで、やはり昔の憧れはなかなか忘れられないものですよね(^^)。メンテナンスも済ませて、現在ではバリバリだそうです。13ps/6500rpm 1.48kgm/6000rpm 車重97kg

カワサキ125TR

 YMPメンバーのミスッタ氏が初めて購入した125TR(KS125)です。テールランプがオリジナルでないことを除き、ほぼ当時の姿のままの状態です。ちょっと乗せてもらいましたが、非常にトルクフルで回転の上昇もスムーズな印象で、とても70年代半ばの125ccのトレール車とは思えない程でした。当時の雑誌で絶賛されていましたが、これなら納得ですね。良く見ると後のKE125と異なり、Rショックが二段式の物が付いていたり、左側のオイルタンクカバーのデザインが違ったりと、色々変更されているみたいです。

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カワサキKT250

 この美しい写真に写っているKTは、柏市のトライアラーの清水さんのものです。日本でトライアルブームが巻き起こった70年代の前半、カワサキが世に送り出した最初で最後のトライアル車がこのKTですが、国内ではウインカーもバッテリーも取り付けられていないため、公道走行はできませんでした。よってその生産台数は極めて少なく、このKTのように美しい状態で残っていることは皆無に近いものと思われます。このバイクはコンクールデレガンスの仕上がりで、実際何度か出品されているようです。

カワサキKT250

 我が家のKTもついに欠品なし状態に仕上がりました。基本的にノーマルですが、ハンドルは海外で作られているKTレプリカのものを装着しております。デカールも手に入りましたし、テールランプやメーターも入手できました。こうしたパーツは国内ではなかなか手に入りませんが、海の向こうにはあるもんですね。バッテリーも積んで公道もしっかりと走れるようになっています。F11(KX250A)ベースのエンジンはとても活発ですが、やはり現代のトライアル車よりもかなり重いです。最大出力16ps/6500rpm 最大トルク1.9kgm/4000rpm 車重96kg

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カワサキKE175

 KE125とともに発売されたボアアップバージョンで、上の125TR(KE125)と同じくsierraさんの愛車です。単にKXベースのKE125をボアアップしたのかと思いきや、写真でも分かる通り、明らかにエンジンはF6ボブキャット系のもので、175・F7のエンジンをそのままKE125のフレームに押し込んだものだったのですね。確かにKEに比べエンジン部が大きく、重々しい印象です。マフラーの形状もちょっと違う印象ですし、これは意外なものでした。しかし、21.5psのF7のエンジンなら力強そうですね。

カワサキG4

 genさんの友人で関西在住の「トレール大好き」さんから頂いた輸出用G4の後期型の画像です。このバイクは面白いカラクリがあって、駆動側のスプロケットに筒状のものが付いていて、筒の端のボールが内部のギアに引っかかるようになっており、そこに噛み込むギアがスライドしてローギアのサブミッションを可能にしていました。これは初期型から変わりませんが、国内向けの90TRには付いていない機構です。実は私も全く同じ物を所有していました。この輸出モデルのオリジナルはダウンフェンダー・リアキャリア付きで、G7型は前がプラスチックのアップフェンダー・テールカウル付きでしたが、同時代のものです。

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カワサキKE125

 73年のKX125(国内販売名は125MX)の開発とともに、それをデチューンして74年末に市販されたのがこのバイクです。パワーは13ps/6500rpmになり、他社のものと同じになりましたが、最大トルクは1.48kg/6000rpmと、ダントツに力強いエンジンを搭載しています。当時の雑誌の一流MXライダーの評価も非常に高く、「ふたあじ違う」とまで言われました。このバイクはKE125オーナーさん(そのまんま―笑)より頂いた画像です。う〜む、また欲しくなってきた…(^^)。

カワサキKE125

 一瞬カラーリングのためか、KM90のように見える丸山さんの鮮やかなKE125です。現在レストア中で、およそ90%完了したとのことで、100%仕上がった画像をアップしたいところですが、せっかくですのでこの状態でアップさせて頂きました。カラーリングはH2Cのものを参考にして、ウィンカー回りは後のKL250A3以降のものを利用しているようです。こうするだけで随分新しいバイクのように見えるのは、考えてみると不思議なものですね。それにしてもきれいです。このバイクで林道を飛ばしたら気持ちいいでしょうね。

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カワサキKV75

 77年発売の“ダイナマイト・ベイビー”という愛称を持つ可愛いやつ。一見、モンキーのパクリだと思えますが、実はこのバイク、アメリカではMT-1 DYNAMITEとして、モンキーのRショックがまだリジットの時代の70年に発売されていました。この形体になったのはこちらの方が先なんですよ。エンジンの素性も古く、60年のカワサキ・ペットM5の系統のものが使われました。伸びはありませんが、この車体で2stの73cc、4.3ps/5750rpmですから、そりゃもうダイナマイトです。最大トルクは0.59kgm/2000rpmで、3速自動遠心クラッチ式。

カワサキKX250

 78年発売のKX250A4型で、USAはワシントン州のJack Gardnerさんの愛車です。このKXのフレームはクロームモリブデン鋼で仕上られ、スイングアームはアルミ角断面のものを使い、タンクもアルミ製で、ガス噴入式のRショックとエアー併用式のFフォークも奢られていました。更に、ブレーキパネルはマグネシイウム合金であるように、まるでワークスマシンを市販したような豪勢な仕様です。値段も4メーカーの中で最も高く、CR250Rが36万円であったのに対し、このKXは41.5万円もしました。パワーも4メーカー中最高で、40ps/8000rpmを誇ります。反面、乾燥重量は最も軽くて、他社の250ccモトクロッサーが100kgそこそこであった時代に、このバイクはたったの94kgでした。このJackさんのKXは新車のように美しいですが、彼は安いお金で購入して、ここまで自分で仕上たそうです。"So many bike, so little money!!" Jackさんを見習いたいですね!

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カワサキKL250

 78年発売のカワサキ初の4stトレール車で、ミッキーさんの愛車です。現在レストア中とのことですが、なかなかきれいなものです。エンジンは本来アルミ無塗装のものが付いていましたが、こちらはKL250A3(角タンク)のものが付いているそうです。ハンドル回りも別のものが付いているようで、ウインカーが正規のリアのものとちょっと異なります。ライトカウルはKLX-SR用でしょうか、このバイクにはやはり不似合いですね。それにしても見事なダウンマフラーですね。見ているとまた欲しくなってきちゃいましたよ!←欲しいものだらけ(^^)

カワサキKL250

 関西にお住まいのgenさんの愛車。ちょっとトラッカー風にいじられていますが、一発でKLと分かるところがいいですね。特にこのダウンマフラーには参ります。しっかりとリアサスの内側を通っているんですよね。サイドカバーは外されてゼッケンプレートが付いていますが、これはこれで悪くないもんです。でも、Rフェンダーとのつながりがあるので、genさんには是非純正品を探して頂きたいところ。メーターやライトは結構代用が利きそうなので、問題はなさそうです。

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カワサキKLX250

 我が家の80年型の輸出専用モデルKLX250A2です。ほとんどフルノーマルですがFフェンダーだけ81年型KLのものを装着しています。オリジナルは78・79年のKXと同じもので、色あせてしまったので現在型取りをして製作中です。エンジンは基本的にKLと変わらないですが、部分的なパーツはかなり異なり、キャブも口径の大きい強制開閉式が付いています。でもその割りにパワーアップは0.3ps(21.3ps/8500rpm)だけ。中低速がスプロケットサイズもあいまって、かなりパワフルになっています。

カワサキKLX250

 こちらは長らく乗ってきた81年型の輸出専用エンデューロモデル。このバイクは一見ノーマルのようですが、エンジンは二度交換してKL250Cのものが付いており、フレーム回りもいじくっています。前後250mmのストロークの足回りはツインショックのバイクの中では最高の部類に入り、現行トレール車にも負けないものがある程です。21.3psエンジンは中速に力があるものの、高回転は今のバイクのようには伸びてくれず、直線スピードははっきり言って2st125ccにも負けてしまいます。しかし、トータルバランスでは相当いい線いっているでしょう。

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カワサキKDX175

 81年型の輸出専用エンデューロモデル。ヤマハITに175ccのモデルがありましたが、そのライバルモデルです。やはりかなり軽く仕上げられており、取扱はとても楽。本来27psのバイクで、ギア比が低くセットされていたため、相当低速に力がありましたが、このアオキのバイクはツーリング向けにリアスプロケットの歯数を少なくしているため、随分穏やかになったように感じます。足回りはKX以外では初のユニトラックサス装備だけあって、まだまだぎこちなさが残ります。フロントは結構しなやかで、細身の割に変にしなったりはしません。27ps/9000rpm 2.0kgm/8000rpm 車重109kg

カワサキKL250

 かつての我が愛車であった81年型KL250です。80年のA3型はこのタイプの角タンクになった最初のモデルで、カラーは赤でした。81年のA4型になってようやくカワサキカラーのライムグリーンになり、エンジンオイル容量も1.5Lに増量され、熱ダレに強くなっていました。サスはFが220mm、Rが196mmと、当時のトレール車の中では最高のものが使われていて、ダートでは強かったですね。Rタイヤは17インチでしたが。右の写真はフルノーマルの頃の画像ですが、この後で何とかKLXに近付けようと涙ぐましい努力をしたものですね(今見るとちっとも似てないですが)。21ps/8500rpm 2.0kgm/6500rpm 車重116.5kg

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カワサキKL250

 横浜市戸塚区にお住まいの山本さんの愛車で、嬉しいことに我がサイトに触発されてこのツインショックトレールを購入されたとのことです。ワテもKLでカワサキにどっぷりはまったクチですが、このバイクは見事なトレールでした。81年当時、プロリンクのXL250Rが登場しても、まだ足回りはダントツに良かったので、本格的に林道を走る人はこのバイクを選んだものです。デザインも当時のカワサキを反映して、実にたくましい感じですね!

カワサキKL250

 スズキトレールのページでハスラー250-11型の画像を投稿して下さった千葉のccisさんの80年型KL250A3です。本来は赤いモデルしか出ていませんでしたが、ご自分でライムグリーンに塗装されたそうです。サイレンサーは82年型A5のガードが付いたやつに取り替えられていますね。それにしても、KLのエア併用式Fフォークとガス噴入式Rショックは本当に秀逸でした。ccisさんはこの愛車でダート三昧ですが、KL本来の使われ方と言えるでしょう!
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カワサキKE125

 ホンダトレールのページで複数の画像を投稿して下さった鹿児島のガンマさんの81年型KE125です。やはりKLと同様、それまでのデザインが一新され、角タンクが採用されたのが80年で、ライムグリーンになったのが81年です。KLはサスストロークのアップを重視していましたが、どう言う訳か125はそれほど足回りのスペックをアップさせていませんでした。ですから、80年代前半の125市場はこの直後に出た初の水冷トレールDT125Rの独壇場で、KEは正直あまり売れなかったので、希少性が高くなりましたね。13ps/6500rpm 1.5kgm/6000rpm

カワサキKDX250

 北海道の工藤さんの81年型KDX250B1です。それまでのツインショックのKDX250A型は、KDX400と同じフレームで、KLXにも近いものでしたが、80年になって世に出たユニトラックサスのKXをEDバージョンにしたものです。KDX420は兄弟車種になります。フロントが260mm、リヤが240mmのストロークに、109kgの軽量な車体に33ps/7000rpm 3.5kgm/6500rpmのリードバルブエンジンで、非常に走破性の高いモデルでした。工藤さんは現在、フロント回りを後のKDXのものに交換し、ブレーキをディスク化しているそうです。今やとても貴重なモデルですね。

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 ここまでがツインショック時代のカワサキトレールです。⇒ユニトラック時代のトレール車

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